TTTT交通部会とは


 鉄道ジャーナル誌などで活躍されていた元新聞記者でプロのレイルウェイ・ライターである種村直樹氏を中心に、汽車旅好きの仲間が集まって1974年(昭和49年)7月1日に発足した「種村直樹レイルウェイ・ライター友の会」(以下「友の会」と省略する)は、2010年1月末日をもって解散(最終的には会員数385人、予備会員数201人、計586人を擁した)し、36年弱にわたる歴史に幕を閉じました。
 前身である交通部会は、当初同「友の会」の下部組織(支部・サークル)として発足し、「友の会」に所属する会員または予備会員のうち、特に国土交通省(旧運輸省)管轄の交通、運輸、旅行業等に従事する社会人相互間における親睦を図ると共に情報の交換等を行い、交通部会会員個人の資質の向上、及び「友の会」の中核として会の発展に寄与することを目的に1981年(昭和56年)5月16日、伊豆長岡の国鉄あやめ荘で開催された発足総会に賛同した19名(出席者15名、欠席者4名)でスタートした。
 今年で41年目を迎えた交通部会も上位団体である「友の会」の解散を受け、今後の対応をどうするか検討を進めて来たが、第30回総会を以て会則等を改正し、「TTTT交通部会」と名称を改めて再スタートを切ることとなった。会員数も幾多の変遷を経て、現在は36名ほどになっている。しかし、1987年(昭和62年)4月1日に断行された国鉄の分割民営化を境に、やむを得ず職場を追われる者が続出したり、会員そのものの高齢化(平均年齢は、6?歳)等により、活動そのものは停滞気味である。
 TTTT交通部会の活動の中心は、発足以来毎年欠かさずに続いている年2回の会合(6月の総会と、12月の忘年会)と、機関誌「Traffic Circle」の年4回発行である。これらに加え、近年発展の著しい情報技術(IT)を使った交通部会のホームページを2001年に立ち上げたことにより、これをTTTT交通部会活動の第三の柱として定着させ、会の活性化を図ったところである。しかし、2020年に発生した新型コロナウィルスの影響により、定期的に行われてきた会合も2020年の総会から5回連続して中断せざるを得なくなり、ようやく2022年12月の忘年会から復活したところである。
 今までは仲間内の閉じた世界でしか活動していなかったTTTT交通部会であるが、本ホームページを通じて一人でも多くの方々の目に触れることにより活動内容、およびその存在感が認知されると共に、電子化によるTTTT交通部会会員同士の結束の強化を願ってやまない。

(2022年10月4日更新)


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